前回の「鏡ノ間」より、今回は書院造をイメージ、ベースとして提案する。
なぜ鏡を必要とするのか。それは自分の身なりを知るためである。しかしながら、ワンルームマンションには洗面台にしか鏡はなく、その大きさでは姿見にはならない。
書院造の障子の奥に鏡があり、鏡の前に化粧台としての作業スペースがあるが40センチしか上がっていないため、姿見としては十分である。
棚の部分にはクロスが赤色でワンポイントのカラーリングとなっている。
幅木が化粧台とおなじ高さになっており、部屋全体が平行線を基調としたデザインになっている。