わたしの茶の湯
吉野 未希子さん
建築・インテリア・環境デザインコース
1回生
吉野 未希子さん
▼自己紹介▼
初めての自分のデザインを、楽しく頑張ろうと思っています。
茶室
外国を見て、空間の面白さを知ったから。
第22期
わたしの茶の湯
concept
”茶室”のような”癒し”の空間
target
・癒しを求める人
・”京都”らしい”茶の湯”空間を楽しみたい人
提案の説明
・木造の日本家屋、茶室からインスピレーションを受け見た目のデザインを作りました。
・植物を育てるハードルを下げるため、植えるスペースを作りました。
審査員コメント
中澤
デザイン性が高く、まとめられたプレゼンが良かったです。
國本先生
”和”の雰囲気が出ていてイメージは伝わってきましたが、実現となると少し難しさを感じます。
山岡
デザインはとても良いと思いますが、実現のためにしっかりとシミュレーションすることが必要だと思います。
沖安
通常の和室のようにならないよう、デザインをもう少し工夫していただけると嬉しいです。また、ベランダは大きな物を置けないので、その点も考えてもらえたら嬉しいです。
岡林
プレゼンも聞きやすかったですし、プレゼン資料に使われているイラスト？も素敵でした。施工が難しそうだなと感じましたので、”和”の出し方を変えてみてもいいのかな？と思いました。
施工スタッフ
どう施工していくかが課題です。
評価グラフ
茶室をイメージしたワンルームです。
円窓や床柱、木目天井でグッと茶室らしさを出しました。
審査員コメント
中澤
コストがかかると思われる円窓と床柱を自作しようという心持ちはすごいと思います。
松本先生
床柱の位置とか円窓とかキッチュにも見えますが、描きたかった点は評価できます。これをきっかけに「守破離」の「守」の部分を勉強してみましょう！
國本先生
完成した部屋のイメージと予想している素材でつくった部屋のイメージが合っているかもっと検討した方がよさそうだと感じました。
山岡
このご提案は「使いよう」だと思います。上手く応用できれば面白いと思います。
沖安
自作するチャレンジ精神がすごいと思いました。ワンルームではなく、2DK以上の和室アクセントなら施工できるかもしれません。
岡林
1つ1つ思いを込めてイラストやプレゼン資料をつくられている様子が伝わりました。自作できるかどうかは分かりかねますが、挑戦しようという気持ちが素敵です。取捨選択して施工することを考えてみてもいいかもしれません。
施工スタッフ
円窓と柱の取り付けをどうするかが課題です。
評価グラフ
総評
今回で22期となる学生リフォームプロジェクト「StamP！」。
今回は、コロナ禍で「おうち時間」が増える中、部屋の中で楽しい時間を過ごせそうな提案が多くあったように思います。今回の最優秀賞は、田城照兜さんの「One Room」でした。有孔ボードを使う提案はこれまでもありましたが、それをリバーシブルで使ったり、レンガ調のものを使用することでデザイン性を高める提案は、これまでにない発想で審査員の評価が高かったです。また、数月前まで高校生だった1回生の方が最優秀賞を受賞されたのは今回が初めてだと思われます。
優秀賞は柏木真琴さんの「Layer Apple」で、リンゴをモチーフにしたお部屋が高評価でした。
3回目の参加で初受賞となりました。特別賞は、窪田真由さんの「Gallery」、笠原里砂さんの「積み畳の部屋」で、お二人とも3回生で、完成度の高い作品でした。
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