saishoku
清水 彩世さん

Profile

建築・インテリア・環境デザインコース
3回生

清水 彩世さん

初参加の清水さん!

【自己紹介】
アクセサリーやインテリア、お菓子造りなどの物づくりが好きです。

住んでみたい部屋は?

壁一面が本に覆われている部屋

第21期

saishoku

  • カラフル
  • キラキラ
  • キレイ
  • ディスプレイ
  • 透け感

concept

1つの窓から1日に入る光の量は限られている。
光が入る短い時間がより楽しい時間になるように、アクリル板の「光の反射」と「色」で部屋を鮮やかにする装置を考えました。

target

・西日が嫌いない人
・太陽の光が好きな人

プロジェクト進捗

キックオフ

2020/12/09 中間プレゼン

提案の説明

1つの窓から1日に入る光の量は少ない。
その一瞬をより楽しい気分に変える装置(カラフルなアクリル板を開口部に取り付けます。格子状になっており、アクセサリーなども置けるようになっています。)を考えました。

\長栄スタッフより/
この作品名「saishoku」ですが「彩色」ではないんです。「採光」の「採」と「彩色」の「色」を合わせて、「saishoku=採色」なんです。日光と彩りをメインにした鮮やかなデザインです。色とりどりのアクリル板を窓に取り付けられた「障子板」に組み込んでいきます。外からの光がアクリル板に反射し、綺麗に光るお部屋が想像できます・・・!

審査員コメント

  • 中澤

    デザインがとても良いです。

  • 小林先生

    光を綺麗に見せる棚が面白いです。割り切るところは割り切れているので、ここからコスト面も含めて考えていってほしいです。

  • 奥野

    アクリル板を使った綺麗な作品だと思います。レールを付けて窓が開くように考えられている点も良いです。

  • 沖安

    キレイな部屋になりそうです。扉の動作が可能な間取りでないと施工が難しいかもしれません。

  • 岡林

    アクリル板に光を当てる発想が良いと思います。ただ設置するだけでなくて、光を当てるとより綺麗に見えると思います。扉を動かした時に置いてある物が倒れたりしないか心配です。

  • 施工スタッフ

    アクリル板の取り付けはどのように施工していくかが課題ですね。

評価グラフ

2021/02/17 最終プレゼン 完成版

清水 彩世さんから一言

ワンルームの少なくてほとんど1箇所しかない窓から入る光をより楽しめるように、アクリル板の「光の反射」と「色」で部屋を鮮やかにする装置を考えました。
賃貸のお部屋は沢山の人の思い出がつまった場所。
窓枠に古建具の「障子」を使うことで、部屋との調和がとれると同時に物を大切にする心を学べると思います。

審査員コメント

  • 中澤

    中間プレゼンも完成度が高かったですが、最終プレゼンではさらに完成度が上がっており、具体的に施工できるよう考えられているなと思いました。

  • 松本先生

    彩色された色とりどりの外光が部屋を彩るイメージがとても想像しやすいプレゼンでした。アクリル板のある箇所、ない箇所などカスタマイズできるところもシート等でイメージをつけられると完璧でしたね!

  • 小林先生

    造作だけのデザインではなく、そこを通る光があって初めて完成するという点がGood。各部の意味付けもしっかりされていて良いと思います。

  • 沖安

    部屋が一気にオシャレになりそうな作品だと思います。前回の課題点を解決しようとしている点が良いです。あとは窓の位置的に部屋の選択肢が限られてくると思います。

  • 岡林

    障子にするアイデアをご提案いただいた点がさすがだな!と思いました。プレゼン資料だけでもお部屋のイメージが伝わりやすく、綺麗な室内が想像できました。

  • 施工スタッフ

    施工上問題ございません。

評価グラフ

2021/04/23 総評/表彰式

総評

今回で21期となる京都芸術大学の産学共同プロジェクト。毎回、独創的なアイデアや、質の高いデザインに驚かされますが、今回は特にレベルが高く感じられました。その要因として、4名が3回生(現4回生)で、これまで大学で学ばれた知識や経験を生かして提案がなされたからではないかと思います。大学の先生が、このプロジェクトは学年をまたがって参加できる点が魅力だとおっしゃっていただいていましたが、下級生の方にとっては、上級生の方の考え方やデザイン、提案力を肌で感じられる良い機会であったのではないかと思います。また、各学生さんの施工したいという熱意がこもったプレゼンは素晴らしかったです。そんな中、最優秀賞は、内浦菜水さんの「keep in mind!!」で、審査員6名中5名が、最高得点でした。お部屋のどこにいてもメモが取れるというコンセプトで、機能性・デザイン性で高い評価を得られました。優秀賞は、清水彩世さんの「saishoku」で、障子を現代風にアレンジされ、日の光により、時間の経過によって部屋の雰囲気が変わる点が今までにない提案で評価が高かったです。特別賞は、独創的な提案だった阿比留汐織さんの「卵と自」、シンプルながらデザイン性の高い柴田優伊さんの「つまみ」となりました。

清水 彩世さんがオススメする他の作品

2021/08/03 施工開始

  • 採寸中…

  • 完成イメージ検討中…

2021/09/04 施工完了

  • 施工内容

    外からの光をより楽しく、美しく感じることができるお部屋が完成しました。
    2枚の木製障子を組み合わせ、居室のメイン窓に取り付けます。
    組み合わせた障子の間に色とりどりのアクリル板を差し込んでいきます。
    アクリル板は棚になっており、アクセサリーや小物も置いていただけるよう、工夫が施されています。
    昔ながらで馴染みの深い「障子」を使うことによって、入居者様がより寛げるようにという制作者である清水さんの気持ちが込められています。障子はもともとの色味を活かすため、新しく塗装などは行わずにそのまま使っています。
    カーテンを取り付けられるよう、カーテンレールもしっかりと取り付けました。

  • 施工費

    280,000円
  • おすすめ
    ポイント

    ワンルームには窓が1箇所しかないことがほとんどですよね。1日の日照時間と採光量の中で、限られた太陽の光をより鮮明に感じられるお部屋が完成しました(*^^*)♬
    写真のとおり、アクリル板を通して光が差し込み、カラフルな光が室内に反射していますね!とても綺麗だと思います。昔ながらの「障子」を使うことによって、古き良き趣を感じてもらうと同時に今風な透け感のあるアクリル板で新鮮さが演出されています!
    棚になっていて、アクセサリーや小物を置ける仕様になっている点も良いと思います。朝日や夕日によっても感じ方が変化しそうな、他には無い1室となりました(*^^)

2021/09/24 完成見学会

物件詳細

  • マンション名

    ロイヤルハイツ菅原

  • 住所

    大阪府大阪市東淀川区菅原7丁目9-12

  • アクセス

    おおさか東線JR【淡路駅】徒歩6分
    阪急京都線【淡路駅】徒歩10分
    阪急千里線【下新庄駅】徒歩11分

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