京都造形芸術大学様との産学プロジェクト「スタンプ」も今回で18期となりましたが、最終プレゼンまで参加された9作品は何れも、クオリティが高く、コスト面もよく考慮されていました。その要因の一つとして、約7年前の第4期に最優秀作品賞を受賞された小林佑太さんが、社会人となられ、個人事務所を立ち上げられ、今回から、大学側のアドバイザーとして参加されていたことが挙げられるかと思います。大学の先生とはまた違った観点から、各学生の方にアドバイスされたのではないかと思います。
また、今回の作品の特徴として、家具付き賃貸の提案が多くありました。芸大生ならではの独創性のある家具や備品、小物類を使った空間コーディネートの提案については、学ぶべきものが多くあり、「ワンルーム賃貸の可能性」を感じることができました。