2020年10月8日（木）、京都芸術大学と株式会社長栄の産学協同プロジェクト「StamP！（スタンプ）」の表彰式と第20期のキックオフを行いました！
★各学生様の作品はこちらからご覧ください：第20期スタンプ作品一覧
19期の表彰式はコロナ禍で直接お会いできませんでしたが、今期は感染対策を取り、直接学生様や先生方とお会いすることができました！それでは早速、特別賞・優秀賞・最優秀賞の順番でご紹介させていただきたいと思います(^^）
まず、特別賞に選ばれたのはこちらの作品です！
田村さん、おめでとうございます！
田村さんは1回生で、今回が初参加となりますが、初参加とは思えないプレゼン発表・作品のご提案でした！プレゼン資料の図面は作り込まれており、先生方からの評価も高かったです。田村さんの作品は賃貸マンションでのご自身の経験（ワンルームには机が1つしか置けない不便さ）から、4つの用途で使える机を1つにまとめ、更にお部屋にいても自然を感じられるよう、その机を「木」に見立てたご提案でした。ちょっと集中したい時はこの面、メイクをする時はこの面、食事はこの面、さらに趣味の面、など4通りで使っていただけます。木の枝部分には洗濯物が干せたり、花飾りを付けたりなど、田村さんのちょっとした工夫も凝らされています。
私だったら初参加ですごく緊張するプレゼンですが、田村さんは説明もしっかりしていてとても聞きやすく内容を理解できました(^^)機能性も兼ね備えた、インパクトのある作品でした(*^^*)！
次は優秀賞を発表します。今回優秀賞に選ばれたのはこちらの作品です！
佐藤さん、おめでとうございます！
3回生の佐藤さん、今回で2回目の参加です。前回も優秀賞でしたがなんと今回も優秀賞という輝かしい結果となりました。佐藤さんのプレゼン発表を聞いた際に、・・・待ってました！と言わんばかりの前回の施工作品【星空の部屋】に続くキレイな作品提案だと思いました。佐藤さんの作品はお部屋の天井部分に木材でフレームを作ります。フレームは斜線状に取り付け、その間から布を垂らします。その布で波がきらめくさま（波光）を表現しています。木枠と布を使ったシンプルな提案に見えますが、布の素材や天井に取り付ける木枠の配置など、どの素材をどのように使ったらどんな効果が出るか、細部まで考えられているのが伝わりました。天井の照明ライトを布に当てることで、床には陰影が映り、より変化を楽しむことができます。より変化が出やすいスノーカットボイル生地をお選びいただきました。
さすが！と言いたくなるようなキレイな作品で、癒しの空間になりそうです(*^^*)
それでは最後に最優秀賞を発表します！最優秀賞に選ばれたのはこちらの作品です！
濱﨑さん、おめでとうございます！
3回生の濱﨑さん、今回で2回目の参加です。19期は特別賞、今回は最優秀賞を受賞されました！濱﨑さんの作品はタイトルどおり、まるで海の中にいるような感覚になれるお部屋のデザインをご提案いただきました。ターゲットは「海の中で暮らすのに憧れる人・非日常空間を求める人」です。「お部屋＝海」・・・どんなお部屋になるのかすごく楽しみです。天井から床に行くにつれて、薄い青から濃い青へ。深海のグラデーションを塗料で表現しています。水面のような照明ライトとサンゴ礁をイメージしたラグを設置予定。ラグは濱﨑さんの手作り！先生からのコメントにもあったのですが、なかばアート作品のようなお部屋になりそう…！青色は落ち着きや集中力を高める効果があります。そんなお部屋で毎日過ごしたいですね(*^^*)白色のインテリアを合わせてもすごくオシャレなお部屋になりそうです！
部屋全体を使って「海の中」を表現しているのが新しくて、施工も楽しみですね(#^^#)！
受賞された3名様、おめでとうございます！
受賞された方も、今回は惜しくも受賞を逃された方も、授業と並行して作品づくりをしてくださって本当にありがとうございました！今回も素敵な作品ばかりで選考も思い悩みました。施工に取り掛かるのを楽しみにしています！
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