Desk plan B
西村 裕貴 さん

最終提案

第17期

Desk plan B

優秀賞

  • シンプル
  • デスク
  • 収納
  • 機能美

Previous Next

concept

“ Always have a Plan B ” 日常の第2 案を創る広いデスク。
モノであふれ混沌とする状況に対し、デスクが広くあることは余裕のある住環境を生む。
osb 合板を用い可動式の広いデスクをデザインする。

広々としたスペースを独占して勉強したり、本を読みながらまったりコーヒーを飲むことができる。また、充分な作業環境を確保し、制作することができる。
膨大な資料や書籍などを置いても、ゆとりをもってデスクに向かうことができる。日常シーンは展開する。
配置パターンの多様性に考慮した寸法により、部屋の模様替えが容易である。

広いデスクが暮らしのなかにあることで、くつろぐ、遊ぶ、食べる等の日常の行為の可能性が開放される。デスクの余白は暮らしを豊かにする。

target

広いデスクを欲する人。
例えば、作業する人、カフェにあるような広いデスクが好みな人。

material

osb 合板 ¥2,538×5
シナ合板( 穴あきボード) ¥2,500
照明類 ¥14,649

cost

¥30,000 ( 材料価格/ 推定)

Profile

建築・インテリア・環境デザインコース
1回生

西村 裕貴 さん

プロジェクト進捗

キックオフ

中間プレゼン

提案の説明

モノであふれ、混沌とする状況に対し、広いデスクを中心に取り巻く環境を整備していく

審査員コメント

  • 中澤

    プレゼンが詳しくて良い

  • 八木

    プレゼン資料が力作。

  • 作業をすることを軸に展開しており、個人的には住みたいと思いました。需要があると思います。

  • 岡林

    デザインが仕上がっている。すでに家具を持っている人が住む場合の配置は?

  • 施工スタッフ

    施工には問題ありません

評価グラフ

最終プレゼン 完成版

西村 裕貴 さんから一言

木材デスクの配置パターンを多様化することにより、日常を豊かにする。
可動式のデスクを置くことにより、気軽に部屋の模様替えができるようにデザインしました。
部屋全体は寸法の調和がとれています。

審査員コメント

  • 中澤

    狭い部屋を機能的に使えるよう、よく考えられています。デザイン性も良いです。

  • 八木

    部屋の使用方法まで考えられており、コンセプトがしっかりしています。

  • 村上一級建築士

    ターゲットが決まっていて、家具に集中したプランだと思います。

  • 広いデスクには需要があり、コンセプトが伝わってきます。施工する部屋によってデスクの大きさが決まると思うので検討が必要です。

  • 岡林

    ターゲットが絞られていて分かりやすいです。可動式のデスクにより、模様替えが簡単にできそうだと思いました。

  • 施工スタッフ

    施工上、特に問題はありません。

評価グラフ

総評/表彰式

総評

今回で京都造形大との産学プロジェクト「スタンプ」も17期となりました。
毎回、斬新で柔軟な発想の提案に驚かされていますが、今回は、特にコスト面、施工方法をきちんと考えられていた作品が多かったように思います。
その理由の一つとしては、これまでにもこのコンペに参加いただいた学生の方が多く、コンセプトやデザイン性だけでなく、実際に施工し賃貸市場に出すという前提から、コスト面・施工方法が審査の重要な部分を占めていることを分かっていただいたからだと思われます。

そのような中で、最優秀賞は、一回生の時から今回で三度目の参加となった清水さんの「Hikari To Kage」となりました。照明器具と黒色の壁紙を効果的に配置し、光と影のコントラストを使って奥行きを感じられる部屋を提案いただきました。 優秀賞は西村さんの「Desk plan B」。部屋の中心に広いデスクを配置し、作業が行えるようにするという芸大生ならではの発想の提案でした。

西村 裕貴 さんがオススメする他の作品

8